○添付資料の目次
1.経営成績・財政状態に関する分析 ……… 2
(1)経営成績に関する分析 ……… 2
(2)財政状態に関する分析 ……… 9
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……… 10
(4)事業等のリスク ……… 10
2.企業集団の状況 ……… 13
3.経営方針 ……… 14
(1)会社の経営の基本方針 ……… 14
(2)中長期的な経営戦略ならびに目標とする経営指標 ……… 14
(3)会社の対処すべき課題 ……… 15
4.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……… 15
5.連結財務諸表 ……… 16
(1)連結貸借対照表 ……… 16
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……… 18
連結損益計算書 ……… 18
連結包括利益計算書 ……… 19
(3)連結株主資本等変動計算書 ……… 20
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 22
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……… 24
(継続企業の前提に関する注記) ……… 24
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ……… 24
(会計方針の変更) ……… 27
(表示方法の変更) ……… 27
(追加情報) ……… 28
(連結貸借対照表関係) ……… 29
(連結損益計算書関係) ……… 30
(連結株主資本等変動計算書関係) ……… 33
(連結キャッシュ・フロー計算書関係) ……… 35
(企業結合等関係) ……… 36
(賃貸等不動産関係) ……… 37
(セグメント情報等) ……… 38
(1株当たり情報) ……… 42
(重要な後発事象) ……… 43
(6)その他 ……… 43
6.その他 ……… 44
(1)役員の異動 ……… 44
1.経営成績・財政状態に関する分析
(1)経営成績に関する分析(a)当期の概況
① 全般的概況
売上高 営業利益 経常利益
親会社株主に 帰属する当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
平成28年12月期 541,847 20,267 19,202 9,469
平成27年12月期 533,748 13,950 13,211 6,108
増減率(%) 1.5 45.3 45.3 55.0
当期の日本経済は、2月のマイナス金利政策も個人消費の回復には繋がらず、中東情勢や英国のEU離脱などの影 響を受け、円高が進行しました。その後、米国大統領選挙の結果を受けて円安ドル高が進み、先行きが読めない変 化の激しい経済環境となりました。
当社グループ各社が事業を展開しているそれぞれの業界については、以下のとおりです。
国内酒類業界では、夏場の天候不順や消費者の節約志向による居酒屋業態の不振が需要を押し下げる要因となり ました。海外では、北米のビール市場はおおむね横ばいで推移しましたが、アジアのビール市場は引き続き成長し ています。食品・飲料業界では、天候や自然災害の発生等が需要に影響を及ぼしたと考えられます。不動産業界で は、首都圏オフィス賃貸市場において空室率が改善するとともに賃料水準も緩やかに上昇しています。
このような状況の下、当社グループでは、「サッポログループ経営計画2015年-2016年」に基づく成長戦略を加 速 させ 、特 徴の ある 「食 のメ ーカ ー」 とし て存 在感 を示 すと とも に平 成28年 度の 財務 目標 達成 を目 指し てき まし た。
国内酒類事業では、「ビール強化元年」を掲げ、基軸ブランドの強化に注力しました。特にビールの主力ブラン ド「サッポロ生ビール黒ラベル」では一貫したマーケティング戦略が功を奏し、ビールの総需要が減少する中で2 年連続の売上アップを達成しました。ビール類以外の伸長分野では、ワインやスピリッツ類において高付加価値の 商品に注力し、多層化を推進しました。
国際 事業 では 、北 米 の プレ ミ アム ビー ル市 場に おい て 、カ ナダ の「 スリ ーマ ン 社 」及びア メリ カの 「 サ ッポ ロ USA社」が積極的な販売活動を実施しました。アメリカの飲料市場においては、「カントリー ピュア フーズ社」 が果汁シャーベット事業を買収し、売上拡大を図りました。ベトナムにおいては、マーケティング投資を継続し、
「サッポロ」ブランドの構築を進めています。4月には瓶製品のクオリティアップを実施し、7月には中価格帯の 市場に新商品を投入しました。
食品・飲料事業では、国内において、経営課題とする営業力強化とコスト削減に取り組み、強みであるレモン、 スープを中心とした主力ブランドへの投資を集中しました。海外においては、インドネシアで製造・販売を行う合 弁 会社 を設 立、 ミャ ンマ ーで は ライ セン ス生 産の 工場 が 竣 工し、 東南 アジ アを 起 点とし た 飲料事 業 を強 化しま し た。
外食事業では、国内において、基幹業態の「銀座ライオン」「ヱビスバー」を中心に出店を行う一方、収益力改 善に向けて不採算店舗の閉鎖・業態転換を進めました。シンガポールにおいては、引き続き「銀座ライオン」ブラ ンドを世界に発信すべく取組みを進めています。
不動産事業では、保有する賃貸不動産物件が高稼働率で推移しました。中核施設の「恵比寿ガーデンプレイス」 に おい て、 街の 魅力 向上 のた め に飲 食エ リア など のバ リュ ー アッ プを 推進 しま した 。9 月 に は「発 信と 交 流の拠 点」をコンセプトにした複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」が開業しました。
以上の結果、当期における当社グループの連結業績は、以下のとおりです。
売上高
国内酒類事業では、ビール類の売上数量が前期並みとなりましたが、多層化の売上数量が前期を上回った影響な どから、増収となりました。一方で、国際事業では、北米やベトナムのビール売上数量が前期を上回り、「カント リー ピュア フーズ社」が買収した果汁シャーベット事業も寄与しましたが、為替の影響を受けて減収となりまし た。食品・飲料事業では、国内食品・飲料の売上数量が前期を上回り、増収となりました。外食事業では、「マル シ ン カ ワ ム ラ 社 」 「 銀 鱗 水 産 社 」 が 新 規 連 結 と な り 、 増 収 と な り ま し た 。 不 動 産 事 業 で は 、 9 月 に 開 業 し た
「GINZA PLACE(銀座プレイス)」などにより増収となりました。
以上の結果、連結売上高は5,418億円(前期比80億円、2%増)となりました。 営業利益
国内酒類事業では、ビール類におけるビールの構成比が上昇し、品種構成が改善した影響や、固定費の減少によ り、増益となりました。国際事業では、北米における事業が好調に推移したことや、物流費などのコスト削減によ
業では、構造改革を進めて増益となりました。不動産事業では、主力物件の賃料収入増加のため、増益となりまし た。
以上の結果、連結営業利益は202億円(前期比63億円、45%増)となりました。 経常利益
連結営業利益の増加により、連結経常利益は192億円(前期比59億円、45%増)となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益
特別損失に固定資産除却損14億円や、減損損失10億円を計上したこともあり、親会社株主に帰属する当期純利益 は94億円(前期比33億円、55%増)となりました。
以下、事業セグメント別の概況は記載のとおりです。
② 報告セグメント別の概況
売上高(百万円) 営業利益(百万円)
平成27年 12月期
平成28年 12月期
増減率(%)
平成27年 12月期
平成28年 12月期
増減率(%)
国内酒類事業 273,651 279,476 2.1 8,635 11,745 36.0 国際事業 70,501 65,400 △7.2 154 906 487.8 食品・飲料事業 135,670 137,918 1.7 434 1,314 202.6
外食事業 27,004 28,120 4.1 522 663 27.0
不動産事業 20,872 22,900 9.7 8,281 10,328 24.7
〔国内酒類事業〕
国内におけるビール類総需要は、RTD(※1)への流出及び業務用市場の落ち込みが大きく、前期比98%弱にな ったと推定しています。
このような中で、国内酒類事業は、経営ビジョンとして「オンリーワンを積み重ね、No.1へ」を掲げ、当社グ ループならではの価値の提供を積み重ねるとともに、当期を「ビール強化元年」と位置付け、ビールに積極的な投 資をすることで、さらなる成長を目指しました。
ビールでは、「サッポロ生ビール黒ラベル」「ヱビスビール」の缶製品が好調で、ビール合計の売上数量は前期 比104%となり、2年連続で前期を上回りました。発泡酒では、「極ZERO(ゴクゼロ)」の売上数量が前期を下回 りましたが、新ジャンルでは、「麦とホップ The gold」が好調を維持しており、ビール類合計の売上数量は前期 比99%となり、総需要を上回りました。
RTDでは、高付加価値のコラボ商品である「サッポロ 男梅サワー」や「ネクターサワー」、「キレートレモンサ ワー」などが順調に推移し、売上高は前期を上回りました。
ワイ ンで は、 販売 の 強化 を進 めて いる 「ト レジ ャリ ー・ ワ イン ・エ ステ ーツ 社」 の 輸 入ワ イン「 ペ ンフ ォー ル ズ」、シャンパーニュの「テタンジェ」、日本ワイン「グランポレール」シリーズなどのファインワイン(※2) の売上高が伸長しました。
洋酒では、「バカルディ」「デュワーズ」等の主力ブランドが好調に推移したことで、売上高は前期を上回りま した。
和酒では、甲乙混和芋焼酎売上No.1(※3)の「こくいも」が好調に推移し、売上高は前期を上回りました。 以上の結果、国内酒類事業の売上高は2,794億円(前期比58億円、2%増)となり、営業利益は117億円(前期比 31億円、36%増)となりました。
※1 RTD : Ready To Drinkの略。栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料
※2 ファインワイン:中高級価格(1本1,500円以上)ワイン
※3 インテージSRI甲乙混和芋焼酎市場2015年1月~2016年12月累計販売金額全国SM/CVS/酒DSの合計
〔国際事業〕
北米におけるビール市場の総需要は、アメリカ、カナダともに前期並みであったと推定されます。アジアでは、 中国での成長に陰りが見えたものの、その他のアジア諸国では人口増加及び底堅い経済成長を背景に引き続き成長 しているものと見込まれます。
このような中で、国際事業は、重点エリアである北米及び東南アジアにおけるプレミアムビール市場に対して積 極的な販売活動を、また、アメリカでは果汁飲料の販路拡大を行いました。
北米では、カナダにおいて、「スリーマン社」が主力のプレミアムブランドへのマーケティング投資を継続した 結果、「スリーマン社」のビール売上数量(「サッポロ」ブランドを除く)は前期比102%となりました。アメリ
カのビール市場においては、「サッポロUSA社」が従来からの日系市場への取り組みに加えて、アメリカ一般市場 やアジア系市場への展開を進めた結果、同社の「サッポロ」ブランドのビール売上数量は前期比101%となりまし た。アメリカの飲料市場においては、「カントリー ピュア フーズ社」が5月に買収した果汁シャーベット事業が 好調に推移しており、売上高が前期を上回りました。「シルバー スプリングス シトラス社」は新たな販路を獲得 した結果、売上高が前期を上回りました(決算取込期間調整後)。
東南アジアでは、ベトナムにおいて、前年11月にリニューアルをした「Sapporo Premium Beer」の缶製品が好調 に推移しており、売上数量は前期を上回りました。また、7月には「Sapporo Bluecap」を発売し、お客様からの 好評を得ています。シンガポールでは、グループ内の子会社と協働して同国内の家庭用及び業務用市場への販路を 拡大しており、ビール売上数量が前期を上回りました。
その他のエリアでは、韓国において、業務提携先の販売網を通して同国内の家庭用及び業務用市場のビール販売 強化 の取り 組みを続 け、「 Sapporo Premium Beer」の 取扱店 が増えた 結果、 ビ ール売上 数量が前 期を上回 りまし た。オセアニアでは、現地でのライセンス生産を核として同市場での販売強化に取り組んでおり、ビール売上数量 は前期を上回りました。
これらの取り組みを通じて、国際事業全体の「サッポロ」ブランドのビール売上数量は前期比106%となりまし た。
以上の結果、国際事業の売上高は円高の影響もあり、654億円(前期比51億円、7%減)となり、営業利益は9 億円(前期比7億円、488%増)となりました。
〔食品・飲料事業〕
国内における飲料の総需要は前期比102%と推定されます。
このような中で、食品・飲料事業は、レモン、スープを中心とした主力ブランドへの投資を集中し、ブランドの 強化と育成を図りました。
国内飲料では、お客様の嗜好にあわせた様々な商品の発売により、飲料における独自のポジションを確立するこ と を目 指し まし た。 その 結果 、 国産 茶葉 を使 用し た 「にっ ぽ ん烏 龍」 や、 北海 道富 良野 産 ラ ベン ダー を使 用し た
「富良野ラベンダーティー」など、国産素材にこだわった商品の販売が好調に推移しました。また、レモン飲料に おいては主力の「キレートレモン(PET・瓶)」に加え、機能性表示食品として「キレートレモン Moisture(モイ スチャー)」を発売するなど、新たな市場を創造することでキレートレモンブランドとして大きく売上を伸ばしま した。
国内食品では、スープの「じっくりコトコト」ブランドが当期で20周年を迎え、電子レンジ対応パウチの「じっ くりコトコト ご褒美Dining(ダイニング)」など、様々な新商品を投入しブランド強化を図りました。レモン食 品においては、「ポッカレモン100」の売上が堅調に推移し、レモン食品の売上金額は前期比105%となりました。 ま た、 新規 事業 とし て 、 「ト ー ラク社」 から 豆乳 飲 料・ 豆 乳ヨー グル トの 営業 権 を譲 受して 豆乳 事業 へ 本 格参入 し 、「 ソヤ ファ ーム 」 ブ ラン ド の豆 乳飲 料・ 豆乳 ヨー グル ト の販 売強 化、 及び ブラ ンド 認知 度 の拡 大を 図りま し た。
国内外食では、コーヒーショップの「カフェ・ド・クリエ」が、書店や病院内への積極的な店舗展開を行いまし た 。ま た、 「自 然と のつ なが り を感 じら れる 、ゆ った りと し たく つろ ぎの 時間 」 と いう コン セプ トの「 メ ゾン ・ ド・ヴェール」ブランドの確立を図りました。このような取り組みの結果、直営店の売上が堅調に推移し、売上高 が前期を上回りました。
海外飲料では、シンガポール国内でのお茶カテゴリーでNo.1ポジション(※1)を維持しており、特に緑茶で は約70%のシェアを占めています。また、お客様と良好な関係を築き、ブランドの価値を提供し続けている企業に 贈られる「Influential Brands Awards 2016」において、POKKAブランドが非炭酸飲料カテゴリーでTOP1ブランド に輝きました。
以上の結果、食品・飲料事業の売上高は1,379億円(前期比22億円、2%増)となり、営業利益は13億円(前期 比8億円、203%増)となりました。
※1 データ出典:Nielsen Singapore MarketTrack March 2016(Copyright c 2016, The Nielsen Company)
〔外食事業〕
国内外食市場は、業界全体としては回復傾向にあるものの、採用コストや食材の仕入価格は引き続き上昇基調に あり、依然として厳しい経営環境にありました。
このような中で、外食事業は、企業理念である「JOY OF LIVING~生きている喜び~」のもと、安全・安心な商 品の提供を心がけ「お客様へ100%満足の提供」を目指す店舗づくりを進めてきました。
国内では、新規出店については、動物園内初出店となる「ガーデンテラス ライオン」を旭川・旭山動物園に、 クラフトビールをメインとする新業態「CRAFT BEER KOYOEN」を名古屋に出店するなど、新たな地域や業態にチャ レンジしました。また、コアブランド「銀座ライオン」業態についても、施設の建替えに伴い長期間休業していた
大型基幹店を、複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」と新橋駅前にて再開しました。これにより当期は 計12店舗の新規出店を行うと共に、2店舗の全面改装を実施しました。
また 6月 より 、札 幌 を中心 に 「く し路 」や 「札 幌銀 鱗」 な どの 飲食 店ブ ラン ドを 展開 する 「 マ ルシ ンカ ワム ラ 社」と、水産品の加工及び販売を行う「銀鱗水産社」を新規連結に加えました。
一方で、不採算であった8店舗を閉鎖したことにより、当期末の国内店舗数は200店舗となりました。
シ ンガ ポー ルに おい ては、当 期末 の店 舗 数は 14店舗 と なっ てお り、平 成27年 11月に立 ち上 げた 新たな ブラ ンド
「とん吉銀座食堂」とともに、「銀座ライオン」ブランドを世界に発信すべく地域に愛される店舗づくりを進めて います。
以 上 の 結 果 、 外 食 事 業 の 売 上 高 は 28 1 億 円 ( 前 期 比 1 1億 円 、 4 % 増 ) と な り 、 営 業 利 益 は 6 億円 ( 前 期 比 1 億 円、27%増)となりました。
〔不動産事業〕
国内不動産業界は、首都圏オフィス賃貸市場において、好調な企業業績を背景にオフィス需要が堅調なことから 引き続き空室率は低い水準で推移しており、賃料水準も緩やかな上昇傾向が継続しています。
このような中で、不動産賃貸では、収益の柱となっている「恵比寿ガーデンプレイスタワー」をはじめ、首都圏 を中心に保有する各物件で高稼働率を維持しています。また、既存テナントの賃料水準引き上げについても積極的 に取り組みを進めています。
複合商業施設「恵比寿ガーデンプレイス」においては、恵比寿のランドマークとして「大人の街」となるべく、 ブランド力強化と利便性向上を図るためのバリューアップを推進しています。商業エリアでは、10月に展望レスト ラン街38階を、「Grand&Casual ~本物を気軽に愉しむ贅沢」のコンセプトのもと、展望スペース「SKY LOUNGE」 を新設したほか、モダンに和食が愉しめるフロアへと全面リニューアルするとともに、JR山手線沿いに位置するシ ティウォール区画を、「大人の社交場(Bar)」をコンセプトにした飲食エリア「BRICK END(ブリックエンド)」 として新たにオープンしました。街を訪れるお客様に様々なシーンに合わせて集い、愉しんでいただけるよう、食 体験のバリエーションを充実させることで、街の活性化と賑わいの創出に取り組みました。また、平成26年10月に 開業した「恵比寿ファーストスクエア」は、高度な安全性・快適性・環境性能を備えた競争力のあるオフィスビル としてお客様より高い評価をいただき、開業以来、満室稼働を維持しており、当期は更なる収益拡大に貢献しまし た。
不動産開発では、銀座四丁目交差点の一角に、「発信と交流の拠点」をコンセプトにした複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」が9月に開業しました。銀座の新たなランドマークとして、また日本の伝統や文化、先 端技術など様々な情報発信を行う施設として、国内外のお客様から注目を集め、12月には早くも累計来館者100万 人を達成し、街の賑わい創出に貢献しています。また、札幌市が都心まちづくり重点地区と位置付けて進める「創 成川以東地区」の再整備計画に合わせ、複合商業施設「サッポロファクトリー」の改装を進めるとともに、隣地駐 車場跡地の再開発に着手し、新たな商業施設の建設を進めています。
一方、長期的な視点から引き続き物件ポートフォリオの見直しを行っており、12月には旧ポッカ社創業の地であ り 、サ ッポ ログ ルー プと ゆか り が深 い名 古屋 の商 業 の中心 地 、中 区栄 にあ る商 業 ビ ルの信託 受益 権 を取得 しま し た。
以 上の 結果、 不動 産事業 の売 上 高は 229億 円(前期 比20億円 、10%増 ) 、営 業 利益は103億円( 前期比 20億 円、 25%増)となりました。
(b)次期の業績見通し
① 全般的見通し
売上高 営業利益 経常利益
親会社株主に帰属す る当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
平成29年12月期見通し 563,800 21,300 20,300 10,700
平成28年12月期 541,847 20,267 19,202 9,469
増減率(%) 4.1 5.1 5.7 13.0
次 期は 、「 サ ッポ ログル ープ長 期経 営ビジ ョン『 SPEED150』 」及び「第 一次中 期経営 計画 2020」の 初年度 とし て、コア事業と位置付けた『酒』『食』『飲』分野で特長ある商品・サービスをグローバルに展開し、お客様との 接点拡大を図ることで、力強い成長を目指します。
次期の当社グループ連結業績の見通しは次のとおりです。
売上高
国内酒類事業では、「ビール復権宣言」を掲げ、「サッポロ生ビール黒ラベル」「ヱビス」の基軸ブランドの更 なる価値向上に取り組み、ビール類全体で売上数量増加を目指します。ワインでは、引き続きファインワインの提 案強化を行い、一層の販売拡大を目指します。その他の伸長分野であるRTD、洋酒、和酒の売上拡大にも積極的に 取り組み、多層化を推進します。
国際事業では、重点エリアである北米及び東南アジアにおいて「サッポロ」をはじめとしたプレミアムブランド の浸透を図り、それぞれのエリア特性を踏まえた戦略を遂行することで、ビール売上数量増加を目指します。ベト ナムでは、効果的・効率的なマーケティングにより、「Sapporo Premium Beer」の売上拡大を図ります。
食品・飲料事業では、国内食品・飲料において、当社の優位性を発揮できるレモン・スープといった分野にて新 たな価値を提案していきます。海外では、主力のシンガポール市場での「POKKA」ブランドの強化を行います。新 規事業である豆乳事業においては、豆乳ヨーグルトの成長を図りながら、「ソヤファーム」ブランドの売上拡大を 目指します。
外食事業では、基幹業態の「銀座ライオン」「ヱビスバー」を軸に新規出店を進めるとともに、業態転換・改装 も行い、売上拡大を図ります。海外では、シンガポールでの「銀座ライオン」「とん吉」ブランドの定着を図り、 周辺諸国への展開を検討します。
不動産事業では、「恵比寿ガーデンプレイス」や「GINZA PLACE(銀座プレイス)」をはじめとする保有物件の 競争力強化に努め、高稼働率の維持、賃料水準の向上に取り組みます。複合商業施設「サッポロファクトリー」に おいては、札幌市が都市まちづくり重点地区と位置付けて進める「創成川以東地区」の再整備計画に合わせ、引き 続き改装を進めます。
以上により、連結売上高は5,638億円(前期比219億円、4%増)となる見通しです。 営業利益
国内酒類事業では、ビールの基軸ブランドの伸長により売上高の増加を見込みますが、ブランドを更に磨き上げ るために積極投資を行うことから、営業利益は前期並みとなる見込みです。国際事業では、北米のビールの売上高 増加や飲料の拡販、ベトナムでの構造改革などにより増益となる見込みです。食品・飲料事業では、国内食品・飲 料の売上高増加と品種構成の改善に加え、製造コストの低減なども寄与し増益となる見込みです。外食事業では既 存 店の 売上 高増 加と 新規 店 の開 店な どに より 増益 とな る 見込 みで す。 不動 産事 業 で は、 「恵比 寿ガー デン プレ イ ス」や「GINZA PLACE(銀座プレイス)」の収益貢献などにより増益となる見込みです。
以上により、連結営業利益は213億円(前期比10億円、5%増)となる見通しです。 経常利益
連結経常利益は203億円(前期比10億円、6%増)となる見通しです。 親会社株主に帰属する当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は107億円(前期比12億円、13%増)となる見通しです。
以下、事業セグメント別の見通しは記載のとおりです。
② 報告セグメント別の見通し
売上高(百万円) 営業利益(百万円)
平成28年 12月期
平成29年 12月期
増減率(%)
平成28年 12月期
平成29年 12月期
増減率(%)
国内酒類事業 279,476 286,000 2.3 11,745 11,800 0.5
国際事業 65,400 70,300 7.5 906 1,400 54.4
食品・飲料事業 137,918 142,200 3.1 1,314 1,800 37.0
外食事業 28,120 29,600 5.3 663 1,000 50.6
不動産事業 22,900 23,800 3.9 10,328 11,000 6.5
〔国内酒類事業〕
国内酒類業界は、飲酒人口の減少や、ビール類から他酒類への流出の影響で、引き続き厳しい市場環境が予想さ れます。
このような中で、国内酒類事業は、ビジョンとして「オンリーワンを積み重ね、No.1へ」を継続し、当社なら ではの価値の提供を積み重ねることで、成長を目指します。
ビール類では、「ビール復権宣言」を事業方針に掲げ、総需要が減少傾向にある中で、売上拡大を達成したビー ルブランド強化の取り組みを継続します。
発売40周年を迎える「サッポロ生ビール黒ラベル」は、独自の世界観と良質な飲用体験の機会をこれまで以上に 広く提供することで、好調な売上トレンドを加速させます。「ヱビス」も、ご愛飲いただいているお客様との絆強 化に加え、「ヱビス華みやび」を発売するなど、新たな接点の拡大を実現します。
また、お客様の多様化するニーズに対応するためのオンリーワン商品を開発、育成することも進めます。 RTD(※1)では、「驚きをカタチに」をスローガンに、「サッポロ 男梅サワー」などのヒット商品に加え、コ ラボRTDの新商品を提供するなど、独自価値の提案を推進していきます。
ワインでは、引き続きファインワイン(※2)の提案強化を行います。日本ワイン「グランポレール」、シャン パーニュ「テタンジェ」、輸入ワイン「ペンフォールズ」を中心に、一層の販売拡大を行います。また、デイリー ワインも、情報発信とプロモーション強化によりユーザーの拡大を目指します。
洋酒では、世界販売量・販売金額No.1ラム「バカルディ」(※3)をはじめとして、「ボンベイサファイア」
「デュワーズ」「マルティーニ」に注力します。
和酒では、好調な甲乙混和芋焼酎「こくいも」の拡販に一層注力するとともに、「男梅の酒」や「ウメカクシリ ーズ」に加え、ユニークな「和リキュール」の提案を積極的に行っていきます。
事業全体では、更なるブランド価値向上に向けた効果的な販売費の投下を行うとともに、その他のコスト削減に も取り組み、利益計画の達成を目指します。
※1 RTD : Ready To Drinkの略。栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料
※2 ファインワイン:1本1,500円以上の中高級価格ワイン(デイリーワイン:1本1,500円未満のワイン)
※3 2015年 インターナショナル・ワイン&スピリッツ・リサーチ調べ
〔国際事業〕
北米においては、アメリカ大統領交代に伴う経済への影響が考えられ、カナダでは原油価格の変動による影響が 想 定さ れま すが 、北 米 の ビー ル市場 の総 需要 はほ ぼ 横ばい 圏 に留 まる もの と見 込 ま れま す。アジ アの ビー ル 市 場 は、人口増加及び底堅い経済成長を続ける国では、引き続き成長すると見込まれますが、一部の国では経済成長の 鈍化やアルコールに対する規制強化を背景に、成長の鈍化が見られます。
このような中で、国際事業は、重点エリアである北米及び東南アジアにおいて「サッポロ」をはじめとしたプレ ミアムブランドの浸透を図り、それぞれのエリア特性を踏まえた戦略を遂行することで、同市場における当社独自 の地位を築いていきます。
北米では、カナダ市場において、「スリーマン社」が扱うブランドの個性に合わせたマーケティング施策の展開 や生産体制の最適化によるコスト削減を実施することで、シェアアップと利益計画の達成を目指します。アメリカ 市場においては、「サッポロUSA社」が今後の伸びが期待できるエリアとチャネルに経営資源を戦略的に配分する ことで、「サッポロ」ブランドのプレゼンス拡大を図ります。アメリカの飲料市場においては、「シルバー スプ リングス シトラス社」及び「カントリー ピュア フーズ社」の強みを活かす経営体制を構築し、新たな販路の獲 得や生産体制の整備によって、売上拡大と収益向上を図ります。
東南アジアでは、ベトナム市場において、お客様との接点である店頭にて「Sapporo Premium Beer」のブランド 価値を訴求し、購買行動に繋がる効果的なマーケティング活動を展開することで、売上拡大と収益改善を目指しま す。シンガポール市場においては、グループ内のシンガポール子会社と協働して同国内の家庭用及び業務用市場の 販路拡大を推進していきます。
〔食品・飲料事業〕
国内飲料事業は、お客様の嗜好の多様化、飲料メーカー各社との競争激化、為替の影響や原材料の高騰などによ るコスト増加が見込まれ、依然として厳しい経営環境が予想されます。
このような中で、国内の食品・飲料事業は、「毎日の生活に彩りと輝きをくわえる、新しい『おいしい』を次々 と生み出し続けます」というビジョンの下、お客様視点を徹底し、当社の優位性を発揮できる分野にて新たな価値 を提案していきます。
国内飲料では、「食感系」・「素材系」・「がぶ飲み」ブランドを強化し、当社独自のポジションを確立してい きます。レモン飲料においては、「キレートレモン」ブランドのマーケティング強化を行うことに加え、新たな価 値を持つ商品開発を行うことでレモンのリーダーとしてのポジションをさらに盤石にしていきます。
国内食品のスープにおいては、お客様のスープを飲むシーンが広がってきている中で、昨年新たに発売したレト ルトタイプのスープのように、今後も様々なシーンに適したスープ商品を徐々に広げ、需要拡大に努めます。業務 用では、ポッカレモン、アルコールの関連商材、粉末茶、粉末スープなどでグループシナジーを生かしながら売上 拡大を図っていきます。新規事業の豆乳事業においては、当社の強みである豆乳ヨーグルトの成長を図りながら、 既存ブランドである「ソヤファーム」の売上拡大を目指していきます。
国内 外食 では 、「 カフ ェ・ ド ・ク リエ 」に おい てき め 細か いマ ーケ ティ ング を 行い 、既 存 店の活性 化 を図 り ま す。また新業態への取り組みを加速させ、ブランド価値の向上を進めていきます。
海外飲料では、東南アジア各国での競争激化が見込まれますが、主力のシンガポール市場での茶系飲料や果汁飲 料での優位性を強めながら、売上拡大と効率化を進めていきます。合弁会社を設立したインドネシアでは、生産・ 販 売を 本格 稼動 させ 、 ミ ャン マ ーに おい ても ライ セン ス生産 を開 始し てお り、 その 国 ・地域 に 合った 商品 を 提 案 し、更なる成長を目指します。
〔外食事業〕
国内外食業界は、採用コストや原材料仕入価格等の継続的な上昇に加え、外資系外食チェーンの新たな参入や、 小売業などとの業界を超えた競争の激化等により、引き続き厳しい経営環境が継続するものと想定されます。
このような中で、外食事業は、引き続き「お客様へ100%満足の提供」を軸に、基本となる商品・サービス・店 舗環境等の「営業品質」の向上を図るとともに、安全・安心な商品の提供に向けた取り組みを進めます。
次期の新規出店においては、基幹業態である「銀座ライオン」や「ヱビスバー」の展開エリアの拡大、新業態の 出店に取り組むとともに、将来に亘る収益力の維持・向上に向けて既存店舗の改装・ブラッシュアップに積極的に 取り組みます。
海外においては、シンガポール国内での「銀座ライオン」ブランドの定着に向けた取り組みを進めるとともに、
「とん吉」ブランドの収益向上に向けた既存店舗の改装に取り組みます。また、周辺諸国への展開に向けた検討を 進めていきます。
〔不動産事業〕
不動産業界は、首都圏オフィス賃貸市場において、平成29年は新規供給量が少ないことから空室率は引き続き低 い水準で推移し、それを受けて賃料水準も緩やかな上昇傾向が継続するものと推測しています。一方、平成30年以 降32年までの間、大規模な新規供給が予定されていることから、平成29年末をピークに市況が変わる可能性がある と予測しています。
このような中で、不動産賃貸は、ハード・ソフト両面における競争力強化に引き続き努め、保有物件の稼働率及 び賃料水準の維持向上に取り組んでいきます。
中核施設である「恵比寿ガーデンプレイス」では、平成29年4月に事業所内保育所を開園する計画を進めていま す。恵比寿ガーデンプレイスタワーに入居しているテナント企業やそこで就業される育児期社員の「ワーク・ライ フ・バランス」の促進を側面から支援するとともに、商業区画をはじめとする各エリアにおいても引き続きバリュ ーアップを推進し、新たな付加価値を提供することで街全体のブランド価値向上を目指します。また、平成28年9 月に開業した複合商業施設「GINZA PLACE(銀座プレイス)」は施設コンセプトである「発信と交流の拠点」とし て更に情報発信力を高め、ブランド価値向上に取り組んでいくとともに、街の賑わい創出や集客向上に貢献してい きます。
不動産開発では、札幌市が都心まちづくり重点地区と位置付けて進める「創成川以東地区」の再整備計画に合わ せ、複合商業施設「サッポロファクトリー」の改装を引き続き進めるとともに、隣地駐車場跡地の新たな商業施設 建設計画を着実に推進していきます。
今後も不動産事業全体の価値向上を図るために、保有物件ポートフォリオの改善を進めるとともに、「まちづく り事業」を中心とした新たな事業ドメインの構築に取り組んでいきます。
(注)上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績影響を与える不確実な要因に係る 本資料発表日現在における仮定を前提としています。実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる 結果となる可能性があります。
(2)財政状態に関する分析
(a)当期末の資産、負債及び純資産の状況
当期末の総資産は、のれんの償却による減少及び投資有価証券の減少等があった一方、受取手形及び売掛金、 土地の増加等によって、前連結会計年度末と比較して59億円増加し、6,263億円となりました。
負債は、短期借入金の減少等があった一方、コマーシャル・ペーパー、長期借入金の増加等によって、前連結 会計年度末と比較して34億円増加し、4,599億円となりました。
純資産は、退職給付に係る調整累計額の減少、期末配当の実施等があった一方、当期純利益の計上等によっ て、前連結会計年度末と比較して25億円増加し、1,663億円となりました。
(b)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前期末に比べ0億円(1%増)増 加し、当連結会計年度末には104億円となりました。
当期における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、325億円(前期比26億円、8%減)となりました。これは主に、減価償却費 223億円、税金等調整前当期純利益164億円等による増加要因と、法人税等の支払額109億円等の減少要因による ものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、275億円(前期比178億円、183%増)となりました。これは主に、有形固定 資産の取得による支出197億円、無形固定資産の取得による支出20億円等があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、48億円(前期比199億円、81%減)となりました。これは主に、長期借入れ による収入327億円、コマーシャルペーパーの純増額160億円等があった一方、長期借入金の返済による支出465 億円、社債の償還による支出100億円等があったことによるものです。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
平成24年12月期 平成25年12月期 平成26年12月期 平成27年12月期 平成28年12月期
自己資本比率(%) 22.1 24.6 25.0 25.5 25.7
時価ベースの自己資本比率
(%)
18.3 28.0 31.9 33.4 37.4
キャッシュ・フロー対有利子 負債比率(年)
10.2 8.8 13.0 7.8 8.6
インタレスト・カバレッジ・ レシオ(倍)
8.4 11.9 8.9 14.8 14.9
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としてい ます。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主の皆様への適切な利益還元を経営上の重要な政策として位置付けており、業績や財務状況等を勘案 して安定した配当を行うことを基本的な方針としております。
また、平成29年をスタート年とする「第一次中期経営計画2020」のなかで、株主への利益還元として、配当性向 30%を目安とする財務指標を掲げております。ただし、特殊要因にかかる特別損益等により親会社株主に帰属する 当期純利益が大きく変動する場合には、その影響を考慮して配当金額を決定することがあります。
当期につきましては、上記の方針どおり当期の業績や今後の経営環境を勘案し、1株当たり37円の配当を予定し ております。
なお、当社は平成28年7月1日付で、普通株式5株を1株とする株式併合を実施しております。 次期の剰余金の配当につきましては、年間37円の配当とする予定です。
(4)事業等のリスク
当社グループの経営成績及び財務状況など(株価などを含む)に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のよ うな もの があ りま す。 なお 、文 中の 将 来に関す る事 項は 、 平成28年12月31日 現在 に おい て当 社が 判断し たも ので す。
①経済情勢及び人口動態の変化について
当社グループの売上高は主に国内の景気動向による影響を受けるため、経済情勢の変化による景気悪化に伴い、 主要製品の出荷変動、デフレ傾向による主要製品の単価下落の可能性や保有資産の価値の低下につながる可能性が あります。また、日本国内の少子高齢化現象が市場全体の縮小を招き、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
②特定事業分野への依存度について
当社グループの主要な報告セグメントは国内酒類事業であり、平成28年12月期における連結売上高の52%を占め ています。
この国内酒類事業への高依存体質を脱却し、さらなる収益性の拡大を目指すため、海外市場での事業活動の拡充 を図っております。
しか しな がら 、依 然、 国内 酒 類事 業へ の依 存は 高 く、 国 内市場 での 需要 が減 少 す る中での 競合 他社 との 価 格 競 争、消費者の嗜好の変化、商品値上げ、冷夏や長期間にわたる梅雨などの要因によって売上が減少した場合、当社 グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
③海外における事業活動について
当社グループは、海外市場での事業活動を拡充することにより利益の拡大を図っており、特に国際事業において は米国・カナダを中心に拡充しております。
ア ジアに おいて は、 シ ンガポ ールを中心に 飲料・ 外 食の 事 業活動を行って おりま す。また 、ベト ナムにお いて は、ロンアン工場にて現地産ビールの製造・販売をしています。
こ れらの当社 グ ループ の海外 におけ る事業 活動にお いては 、経済 の動向、 競争 環 境の変 化や為替 相場の 変動に 加えて、投資、貿易、税及び為替等に関する法的規制の変更、商慣習の相違、労使関係、テロリズム、伝染病並び にその他の政治的・社会的・経済的混乱等の要因により、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
④食品の安全性について
当社グループは品質保証体制の確立に向けて取り組みを強化していますが、当社グループ固有の品質問題のみな らず、社会全般にわたる一般的な製品及び原料に係る品質問題などが発生した場合、製品回収、出荷不良品発生な どの可能性があります。外食事業においては、食中毒が発生した場合、一定期間の営業停止などを命ぜられ、業績 に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑤製造委託品及び仕入商品について
当社グループは一部の商品について外部に製造委託を行っています。また、仕入商品も取り扱っています。製造 委託商品や仕入商品についても品質については万全を期していますが、当社グループの取り組みの範囲を超えた品 質問題などが発生した場合、販売休止、製品回収などの可能性があり、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑥原料・資材価格について
当社グループの使用する主要な原料・資材には、その価格が商品相場や為替市場等の状況により変動するものが あります。それら原料・資材の価格が高騰することにより、売上原価が上昇し、業績に悪影響を及ぼす可能性があ ります。
⑦設備投資計画等について
当社 グル ープ では 、設 備投 資 、シ ステ ム開 発を 継続 的 に行 って おり ます が、 当 初 計画から のス ケジ ュー ルの 遅 れ、投資予定額の増加などにより業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑧顧客情報流出について
当社グループでは個人情報の管理の徹底に向けた体制作りを強化していますが、今後、予測不能のウィルスの侵 入や情報への不正アクセスなどにより、個人情報の流出などの問題が発生した場合、当社グループへの損害賠償請 求や信用の低下などにより費用の増加や収益の減少が発生し、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑨得意先への信用リスクについて
当社グループは得意先や投資先の信用リスクに備えていますが、予期せぬ倒産などの事態により債権回収に支障 が発生した場合など、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑩法的規制などの影響
当社グループは、酒税法や食品衛生法、環境・リサイクル関連法規、景品表示法などの様々な法的規制の適用を 受けています。また、事業を展開する各国の法的規制の適用を受けています。このような中、法的手続きによる権 利の保全にも万全を期していますが、将来において新たな法的規制などが設けられる可能性があり、これらの法的 規制などの適用を受けることとなった場合、事業活動が制限されたり、新たな費用が発生したりすることで業績に 悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、酒税の増税や消費税の増税などが実施されることでの需要の減少、ビ ール・発泡酒を始めとする酒類の広告に対する規制や、酒販店店頭での販売時間に対する規制、酒類販売場所の規 制が広がっていく場合、需要の減少や新たな規制に対応するための費用などの要因について、業績に悪影響を及ぼ す可能性があります。
⑪訴訟のリスクについて
当社グループでは、事業の遂行にあたり従業員啓発のための研修を通じたコンプライアンスの推進により、各種 法令違反等の低減努力を実施しております。しかしながら、国内外の事業活動の推進にあたって、当社グループ各 社及びその従業員の法令等に対する違反の有無にかかわらず、製造物責任法、知的財産法等の問題で訴訟を提起さ れる可能性があります。また、訴訟が提起される事態、また訴訟の結果によっては、当社グループの業績に悪影響 を及ぼす可能性があります。
⑫自然災害等によるリスクについて
当社グループは保有するオフィス、商業、住宅などの施設及び工場などの設備安全について火災などの事故発生 防止の体制作りを強化するとともに、地震などの自然災害の発生時に、人的被害・工場などの設備破損が生じない ように管理体制の確立を行っています。しかし、大規模な自然災害及び二次災害の影響により、損害が発生する可 能性があり、商品供給に支障をきたすなど、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑬金融負債について
当社グループでは、各事業の必要資金の多くを、社債や金融機関からの借入により調達しており、金融負債は総 資産に比して高い水準にあります(平成28年12月31日現在2,381億円(連結ベース)、総資産の38%)。当社グル ープでは成長戦略の遂行に伴い大規模な投資等を行うことにより、さらに金融負債が増加する場合もあります。ま た、今後、市場金利が上昇した場合や、格付機関が当社の格付を引き下げた場合には、金利負担が重くなったり資 金調達の条件が悪化することにより、業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑭退職給付債務について
当社グループの従業員退職給付費用及び債務は、割引率など数理計算上で設定される前提条件や年金資産の期待 運用収益率に基づいて算出されています。
実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、その影響は数理計算上の差異として累 積され、発生時の従業員の平均残存勤務期間で費用処理されるため、将来において認識される費用及び計上される 債務に影響を及ぼします。また、退職給付会計導入時の会計基準変更時差異は15年で費用処理しております。
⑮固定資産の減損について
当社グループでは、当社及び日本国内の連結子会社においては固定資産の減損に係る会計基準に基づき、減損の 基準に該当する有形・無形の固定資産等は減損損失を計上しています。また、海外の連結子会社においては適用し ている会計基準に基づき、必要に応じて減損損失を計上しています。しかしながら、今後、市場環境や事業環境の 変化などによっては、新たに減損損失の要件に該当する資産が発生したり、売却することとなった場合にはその価 格により固定資産売却損を計上する可能性があり、これにより当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可 能性があります。
⑯事業・資本提携について
当社グループでは、中期経営計画に沿って成長に向けた競争力強化の一環として国内外他社との事業・資本提携 を推進しています。しかし、市場環境や事業環境の変化などによっては、当初想定していた成果を得られず、場合 によっては、提携先及び出資先の事業、経営及び資産の悪化等が生じた場合、当社グループの業績や財政状態に悪 影響を及ぼす可能性があります。
また、出資に伴い、「のれん」の償却が多額に発生した場合、あるいは出資先が業績不振となり「のれん」等の 減損損失を計上する場合、これにより当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
⑰持株会社のリスクについて
当社グループを代表して上場しているサッポロホールディングス㈱(以下「当社」といいます。)は、当社が直 接保有している事業会社が当社に対して支払うブランド使用料、グループ経営分担金及び受取利息を主な収益源と し、さらに各事業会社が業績や財政状態に応じて支払う配当金を収入としております。このため、各事業会社の財 政状態が悪化し、当社に対して配当を支払えない状況が生じた場合には、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があ ります。
2.企業集団の状況
当企業集団は、当社、子会社70社及び関連会社9社で構成されており、事業の系統図及び主要な会社は次のとおりで あります。
(注)1 当社が直接所有している、または、資本金1億円以上の会社のみを記載しております。
2 上記のほか、「サッポログループマネジメント㈱」(連結子会社)は、グループ本社機能を担うとともに 関係会社への間接業務サービスを提供する機能分担会社です。また、「サッポログループ物流㈱」(連結子 会社)は、グループの物流機能を担う機能分担会社です。
3 前連結会計年度に記載していたサッポロフーズネット㈱は、平成28年12月20日付にて清算結了したため、 記載しておりません。
3.経営方針
(1)会社の経営の基本方針
サッポログループは、「潤いを創造し豊かさに貢献する」を経営理念に掲げ、「ステークホルダーの信頼を高める 誠実な企業活動を実践し、持続的な企業価値の向上を目指す」ことを経営の基本方針として、企業活動を実践してい ます。
当社は経営理念に基づく企業活動を通じて、あらゆるステークホルダーとのコミュニケーションを深め、情報発信 力を強化することで、当社の存在感を高めながら、満足度向上を目指していきます。
(2)中長期的な経営戦略ならびに目標とする経営指標
当社は2016年(平成28年)11月、グループ創業150年の節目を迎える2026年までの10年間に、当社が進むべき方向 性 と 、 2 0 1 7 年 か ら 2 0 2 0 年 ま で の 4 年 間 で 取 り 組 む 基 本 戦 略 を ま と め た 「 サ ッ ポ ロ グ ル ー プ 長 期 経 営 ビ ジ ョ ン
『SPEED150』」および「第一次中期経営計画2020」を策定しました。
サッポログループ長期経営ビジョン「SPEED150」
経営理念および経営の基本方針は踏襲しながら、スピードを持って経営改革と事業成長に取り組むことで実現させ る「2026グループビジョン」と「行動指針」を定めました。
グループの成長の源泉は、創業以来140年の歴史の中で培われた「ブランド資産」であると改めて認識した上で、 グ ルー プの コア 事業 を『 酒』 『食 』『 飲』 の3 分野 と位 置づ け、 不動 産事 業と とも にグ ルー プ保 有の ブラ ンド を育 成・強化していきます。国内に数多ある食品企業の中でも、『酒』『食』『飲』の3分野を展開するユニークな強み を活かし、特長ある商品・サービスをグローバルに展開し、お客様との接点拡大を図ることで、力強い成長を目指し ます。
【2026グループビジョン】 サッポログループは
世界に広がる『酒』『食』『飲』で
個性かがやくブランドカンパニーを目指します
【行動指針】
1.イノベーションと品質の追求による新たな価値の創造で、世界のお客様のより豊かな生活に貢献します 2.お客様同士のコミュニケーション活性化に役立つ商品・サービスの提供とブランド育成に努めます 3.環境変化に対応し、効率的な経営の実践に努めます
第一次中期経営計画 2020 1.基本方針
「異次元スピードの変革」をテーマに、成長ステージへの早期移行を目指します。 1)事業活動
各事業の競争領域を見定め、「継続成長」「成果創出」を実現して、キャッシュ創出力を高めます。
①既存事業の継続的成長 既存5事業での競争領域を見定めた確実な成長
②投資事業の成果創出 ベトナム事業、北米飲料事業、食品・飲料事業での収益性向上
③成長機会の獲得 『食』分野の拡大とグローバル展開に経営資源を投入し成長機会を獲得 2)グループ経営
「経営資源の戦略的シフト」「セグメント経営の事業構造変革と推進」による基盤強化を主導します。
①成長実態に適したグループ体制と本社機能の最適化の実行
②基盤機能の強化
-R&D 『食』分野の成長に向けたリソース(人財、研究開発費)の増強
-人事・人財 成長領域への人財シフトと健康増進への取り組み
-財務 資産効率の向上とモニタリング強化による財務基盤強化
2.経営目標
1)2020年定量目標
売上高 : 2010年以降連続している「売上高成長」を継続
営業利益: 第一次中期経営計画期間中にグループ史上最高益を更新
<事業セグメント別定量目標> (営業利益はのれん償却前)
2016年 2020年目標 増減率
売上高 営業利益 売上高 営業利益 売上高 営業利益 全社合計 5,418億円 241億円 6,400億円 340億円 18.1% 40.6% 国内酒類事業 2,794億円 118億円 3,150億円 140億円 12.7% 18.6% 国際事業 654億円 25億円 790億円 50億円 20.8% 94.0% 食品・飲料事業 1,379億円 34億円 1,620億円 65億円 17.5% 87.1% 外食事業 281億円 6億円 320億円 16億円 13.8% 129.1% 不動産事業 229億円 103億円 250億円 120億円 9.2% 16.2% 新規その他 80億円 △0億円 270億円 9億円 236.2% -
全社 - △45億円 - △60億円 - -
2)財務指標
成長ステージでの環境変化や投資機会に即応できる財務基盤構築に向け、以下の指標を設定します。
<2017年~2020年の4年間で実現させる財務指標> 項目 到達イメージ
営業活動による キャッシュフロー
1,800億円
「 基 盤 機 能 強 化 」 お よ び「 既 存 事業 の 継 続的 成 長」 と 「 投 資 事 業の 成果創出」によりキャッシュフローを創出する。
投資活動による キャッシュフロー
1,300億円 『酒』『食』『飲』分野へ積極的にキャッシュ配分する。 有利子負債 D/Eレシオ1倍程度を目安とする。
株主還元 配当性向30%を目安とする。
(3)会社の対処すべき課題 1)コーポレートガバナンス体制
当社は、サッポログループの「経営理念」、「経営の基本方針」等を具現化し、グループ全体の持続的な企業価値 向上を図っていくために、コーポレートガバナンスの強化充実を経営上の重要な課題として位置付けており、持株会 社体制の下でグループ内における監督機能、業務執行機能及び監査機能を明確化し、経営における透明性の向上と経 営目標の達成に向けた経営監視機能の強化に努めています。当社では、2015年(平成27年)12月、「コーポレートガ バナンスに関する基本方針」を制定し、インターネット上の当社ウェブサイトに掲載しております。
2)各事業における取組み
1.経営成績・財政状態に関する分析(1)経営成績に関する分析(b)次期の業績見通しに記載しております。
4.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性の向上を目的として、国際財務報告基準(IFR S)適用を視野に、各種の整備を進めております。
なお、IFRS適用及びその時期につきましては、国内外の諸情勢等を考慮のうえ、適切に対応していく方針です。
5.連結財務諸表
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 (平成27年12月31日)
当連結会計年度 (平成28年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 ※4 10,430 ※4 10,589
受取手形及び売掛金 ※2 92,335 ※2 96,850
商品及び製品 24,912 ※4 24,657
原材料及び貯蔵品 13,722 ※4 13,315
繰延税金資産 4,457 3,639
その他 10,570 15,213
貸倒引当金 △64 △82
流動資産合計 156,364 164,183
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 ※3,※4 383,087 ※3,※4 393,022
減価償却累計額 △213,567 △220,233
建物及び構築物(純額) 169,519 172,788
機械装置及び運搬具 227,534 231,559
減価償却累計額 △183,165 △187,660
機械装置及び運搬具(純額) 44,368 43,898
土地 ※3,※4 105,121 ※3,※4 111,636
リース資産 15,498 16,970
減価償却累計額 △7,739 △7,694
リース資産(純額) 7,758 9,276
建設仮勘定 6,637 3,694
その他 18,487 17,731
減価償却累計額 △14,850 △13,529
その他(純額) 3,636 4,201
有形固定資産合計 337,042 345,495
無形固定資産
のれん 30,235 27,439
その他 10,743 10,511
無形固定資産合計 40,978 37,950
投資その他の資産
投資有価証券 ※1,※4 61,848 ※1,※4 59,296
長期貸付金 9,016 4,789
繰延税金資産 1,009 1,070
その他 ※1,※4 15,362 ※1,※4 14,760
貸倒引当金 △1,234 △1,195
投資その他の資産合計 86,002 78,721
固定資産合計 464,023 462,168
資産合計 620,388 626,351
(単位:百万円)
前連結会計年度 (平成27年12月31日)
当連結会計年度 (平成28年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 ※2 36,772 ※2 38,503
短期借入金 65,822 30,337
コマーシャル・ペーパー ※4 17,000 ※4 33,000
1年内償還予定の社債 10,000 10,083
リース債務 2,932 3,024
未払酒税 33,903 34,228
未払法人税等 6,114 1,680
賞与引当金 2,219 2,980
預り金 8,824 8,214
その他 50,054 50,071
流動負債合計 233,643 212,123
固定負債
社債 50,000 50,128
長期借入金 ※4 91,919 ※4 114,593
リース債務 5,353 6,968
繰延税金負債 21,216 18,804
退職給付に係る負債 7,636 8,995
受入保証金 32,833 33,241
その他 13,963 15,115
固定負債合計 222,921 247,847
負債合計 456,565 459,971
純資産の部
株主資本
資本金 53,886 53,886
資本剰余金 45,913 46,089
利益剰余金 35,189 41,932
自己株式 △1,595 △1,795
株主資本合計 133,394 140,112
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 23,926 22,517
繰延ヘッジ損益 △11 41
為替換算調整勘定 △1,255 △1,943
退職給付に係る調整累計額 1,874 △41
その他の包括利益累計額合計 24,533 20,574
非支配株主持分 5,894 5,693
純資産合計 163,822 166,380
負債純資産合計 620,388 626,351
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 (自 平成27年1月1日
至 平成27年12月31日)
当連結会計年度 (自 平成28年1月1日
至 平成28年12月31日)
売上高 533,748 541,847
売上原価 ※1,※2 352,808 ※1,※2 352,420
売上総利益 180,940 189,426
販売費及び一般管理費
販売奨励金及び手数料 35,841 38,750
広告宣伝費 21,982 20,420
給料及び手当 31,954 32,039
賞与引当金繰入額 1,218 1,726
退職給付費用 2,690 784
その他 ※2 73,303 ※2 75,438
販売費及び一般管理費合計 166,990 169,159
営業利益 13,950 20,267
営業外収益
受取利息 252 231
受取配当金 1,123 1,111
持分法による投資利益 17 15
デリバティブ評価益 468 -
その他 1,059 958
営業外収益合計 2,921 2,316
営業外費用
支払利息 2,279 2,142
為替差損 537 217
デリバティブ評価損 - 252
その他 842 769
営業外費用合計 3,659 3,381
経常利益 13,211 19,202
特別利益
固定資産売却益 ※3 7,453 ※3 45
投資有価証券売却益 46 13
関係会社株式売却益 72 -
補助金収入 322 -
特別利益合計 7,895 59
特別損失
固定資産除却損 ※5 1,534 ※5 1,413
固定資産売却損 ※4 24 ※4 26
減損損失 ※6 5,956 ※6 1,018
投資有価証券評価損 1,758 22
支払補償費 142 376
特別損失合計 9,415 2,858
税金等調整前当期純利益 11,690 16,403
法人税、住民税及び事業税 7,409 6,185
法人税等調整額 △1,830 838
法人税等合計 5,578 7,023
当期純利益 6,112 9,380
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に 帰属する当期純損失(△)
3 △89
親会社株主に帰属する当期純利益 6,108 9,469
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 (自 平成27年1月1日
至 平成27年12月31日)
当連結会計年度 (自 平成28年1月1日
至 平成28年12月31日)
当期純利益 6,112 9,380
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,819 △1,408
繰延ヘッジ損益 △17 52
為替換算調整勘定 △3,767 △896
退職給付に係る調整額 1,434 △1,915
その他の包括利益合計 ※1 1,467 ※1 △4,168
包括利益 7,579 5,211
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 7,506 5,509
非支配株主に係る包括利益 73 △298